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用意するもの @家庭用エアコン洗浄スプレー2本 A10ミリのボックス、エクステンション、ラチェット B プラスとマイナスのドライバー(スタッビ) Cシール剤 |
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まず、グローブボックスを取り外し、中にあるカバーも取り外します。このカバーを取り外すとこの写真のような白いプラスチックのケースが見えると思います。この箱の中にエバポレーターが入っています。 |
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ちなみに、ななめ右上にあるネジと左にあるネジは、前回ここに穴をあけてここから洗浄スプレーをかけてみたわけです。しかし、効果の方があまりはっきりしなかったので再チャレンジというわけです。そして、この四角い穴は、説明のためにカッターであけたものですので、みなさんはあけたりしないで下さい。 |
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さて本題はこれからです。この写真を見てください。一番やりやすいのは、四角い箱の左上側に小さな穴をあけてください。写真は説明のために割りと大きめにカットしてありますが、もっと穴を小さくしてもいいと思います。ちょうど洗浄スプレーの先端が入るくらいがいいかも。見にくいかもしれませんが奥の方に銀色のフィンみたいなものがみえると思います。これをめがけて洗浄スプレーをガンガンかけてください。スプレーの角度を変えながらケチらず1本まるごとかけてやって下さい。 |
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スプレーをかけていると汚れた液体が社外から出てくると思います。 洗浄スプレーをかけたあとは、穴をふさいでください。(穴は、小さな穴であれば、その径にあったネジにシール剤をぬり、ねじこんでおけばOKでしょう。) |
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次にヒーターレジスターをはずします。そしてレジスターをとりはずしたところのダクトのところから洗浄スプレーをエバポレーターに向かって吹きかけます。まあこれは念入りにやったまでのことですので…。一応やってみました。 これが終了したらエバポレーターの洗浄は終わりです。 |
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次に今度はブロアファンの取り外しに入ります。レジスターははずしたままでいいです。この写真のやや下のほうに「Q」という印の、丸いものがブロアファンのケースです。取り外し方は簡単です。まず、ブロアファンの左側にある発煙筒がついているカバーをはずします。 |
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このカバーをはずしたら、ブロアファンの下側にもぐりこみ、ブロアファンの下側にあるゴムのホースをはずしてください。 |
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また、ホースの反対側にあるコネクターもはずしてください。 |
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あとは3箇所についているネジ(金色のやつ)をマイナスドライバーを使ってはずせば下側からごそっと抜けます。周りにあるコネクターに気をつけてください。これがはずしたブロアファンです。これに洗浄スプレーをかけながら歯ブラシなどを使用してきれいにしてください。 ブロアファンをはずした後、ケースの中もウエスできれいにしてやってください。後は元通りに組み込んでいくだけです。 時間は、2時間もあれば余裕でできる内容です。ただし、ブロアファンをきれいにするのに手間取ります。時間をかけてきれいにしたほうが無難でしょう。 ブロアファンをはずすときの3箇所のネジは結構かたくしめられており、なめやすいです。なるべくスタッビドライバーを使用したほうがトルクがかかりやすくていいでしょう。 エバポレーターは穴をあけるときは必ず、左上を開けてください。スプレーはそのままだと使いにくいので、ノズル部分のみ、CRCみたいなスプレーについているプッシュ式のものに変えるといいでしょう。トリガータイプだと非常にやりにくい!あと洗浄スプレーは無臭のものがいいと思います。ラベンダーとか森林の香りのものだと本当にきれいになったのかどうかわかりません。(カビのにおいが消されてしまう。) また穴をあけないでやろうとするとエバポレーターのケースやその周辺のパーツをすべてはずさないとエバポレーターはでてこないと思います。やはりこのやり方がベストと思われます。 |