ETC (Panasonic CY-ET600D)



 高速のインターで渋滞中、ETC専用レーンに進入して行く一台の軽トラを発見。ま、まさか・・・そう、軽トラにETCが付いていたのです。あまりの悔しさに即日購入しました。

 これが今回購入したETCです。アンテナ一体型になっています。取り付け位置は、車輌センターから左右40cm以内に取り付けしなくてはいけません。また、ワイパーがきちんとウインドウを拭き取る位置であり、ウインドウからの距離や角度まで細かく決められています。今回はNETで格安で購入したので、自分で取り付けることになりました。説明書に従って、慎重に取り付けます。万が一ゲートが開かなかったら困りますからね。
 取り付けてから思ったのですが、アンテナ一体型だと結構目障りです。(苦笑)
アンテナ分離型の方が若干値段が高い傾向がありますが、個人的にはアンテナ分離型をお薦めします。
 ダッシュボードにETCの台座を取り付けるのですが、とりあえず仮止めにしておきます。このとき、付属の角度測定ゲージ(ダンボールの物でそこにゼムクリップを加工して取り付けた物)で取り付け角度を確認します。写真のように、ダンボールのゲージの切れ目の部分にクリップ(銀色の物)が来るように角度を決めます。この写真では左右方向しかありませんが、前後方向も同じように、角度を測定・決定します。
 次に、ETC本体を台座に仮止めし、付属のゲージ(扇形のダンボール)で、ETC先端からフロントウインドウまでが6cm以上になるように位置を決定します。位置が決まったら、台座、本体ともに両面テープで固定します。
 ETCから出ている配線は、常時電源、アクセサリー電源、GNDの3本です。これらの電源をオーディオの裏側から取り出します。ETC本体から、オーディオの裏側まできれいに配線しましょう。
 オーディオの裏側から電源を取るに当たり、センターコンソールを外さなければいけません。写真の赤丸・矢印の部分のネジを外すとセンターコンソールが外れます。
 コンソールが外れるとオーディオを固定している4本のねじがありますのでこれを外します。社外オーディオを使用している方は、オーディオハーネスに、常時電源とアクセサリー電源の空きpin(ギボシ端子)があると思いますので、そこから取りましょう。純正オーディオを使用している方は、テスターなどを使用し、常時電源とアクセサリー電源、GNDを探し出し、エレクトロタップなどで接続しましょう。
 配線が終わったら、コンソールを元に戻して終了です。
 ETC取り付けは個人でも出来ますが、正常に作動するか保証はありません。心配な方はデーラーやカーショップなどで取り付けをお願いしましょう。工賃は大体6,000円前後です。また、ETCはセットアップ(車輌情報等の入力)をしなくてはいけないのですが、セットアップはディーラーやカーショップなど、指定された店頭でしかできません。費用は3,000円前後です。
 いよいよETCゲートに向かいます。