オフセット

まず、ホイールの表示について説明いたします。 �@のリム径は、インチ表示で ホイールの直径です。（1インチは2.54cm） �Aのリム幅は、インチ表示で ホイールの幅（厚さ）です。 �Bのフランジ形状は、フランジ部の形状です。JJのほかにJがあります。 �Cのボルト数は、当然のことですが、ホイール組み付けボルト数です。70の場合は5ですね。 �DのPCDは、これもお馴染みですが、ホイールの全ての穴を結ぶ円の直径。一般的にFF車は100mm、FR車は114.3mmです。70はもちろん114.3mmですね。 �Eについては次で詳しく説明いたします。

では、上の図の�Eのオフセットについて説明いたします。オフセットとはホイールの中心面と取りつけた面との距離のことで、取りつけ面と中心面がぴったり合っていればオフセットはゼロになります。（中央の図）オフセット寸法が小さくなるとホイールは外側へ移動し（左の図）、オフセット寸法が大きくなるとホイールはタイヤハウス内へ移動します。（右の図） 　70の場合、フロントは8Jで30位まで、7Jでフロント20位まで。リヤは9Jで30位まで、7Jで15位までです。70のワイドボディでは8J9Jでオフセット30を基本にして考えるといいと思います。8.5Jや9.5Jの場合、幅が約12�o広くなるので片側約6�o、その分をオフセットにプラスして考えてください。そう考えるとオフセット36までOKと言うことになりますが、これはあくまでギリギリの数値なので、車高(低いとキャンバーが付くのでタイヤの上が中に入る)、タイヤの太さ(同じ標記でもメーカーによって幅が違う)、等によって変わります。だいたい40〜45位のほうが安全かもしれません。ただし、ノーマル車高だと、リヤ9J30だと少し出るんです。なのでノーマル車高の場合35〜40くらいがいいかと思います。車高を落としているとキャンバーが付き、タイヤの上部は内側に入っていきますので30くらいでも収まります。安全圏は35くらいだと思いますね。